安堵

瞼もはっきりとは開かない朝
突然、携帯電話が光始める

届けられた電子文書には
速報性のある知らせ

時計が止められたような気持ちも知らず
電車は無言で進んで行く

二人が並ぶその姿に
「安堵」を感じずにはいられない

他人とただ並ぶのとは違って
不思議な力が湧いて来る

決して片方が滅びるでもなく
決して声を失うでもなく

ただ「安堵」のつながりを失う
それだけが怖いと思った
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by gallery_isolate | 2009-01-11 09:22 | poem(詩) | Comments(0)