ベンチ

君がいた冬は
わけもなく暖かく、

思わず手が好む
ポケットのような、

そんな場所でしたね


ありふれた言葉も
日常のときめきも、

特別でない日に出る
ケーキのような、

そんな喜びでしたね

過ぎゆく幸せは
次、朝に来る光のために
去りゆく笑い声は
明日生まれたい話のために

今はそっと瞳を閉じよう
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by gallery_isolate | 2009-01-22 00:33 | prose poetry(散文詩) | Comments(0)