赤い椅子で眠った夜

僕の夜に開かれる、夢に現れる公式
「なぜか、僕のせいになる」
キャストもスタジオも決まっていて
「最後は、僕のせいになる」

扉を開ける
景色が歪む
有る物は失せ
瞳が僕を刺す

伏せた瞼を思わず上げた
毛が揃う尾が壁に消えた
総てかは解らないものの
「これは、あの猫が持ち出した」

死んだ顔が備える脳に
焼き付けられたオーロラの中
突き詰めた星としてのそれは
扉に舌を残し、もがいた

―夢にリアルな、辛い喜び
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by gallery_isolate | 2009-03-05 16:20 | poem(詩) | Comments(0)