and I love youを聴く風船

風船に気体が込められていくように、
期待で想いが膨らんでいく。

一時間半のフライトが済み、
羽田空港からあなたの家まで、
もう少し、と思っていても、

地下から山手、また地下潜り、
意外と遠い、幸せの場所。

はやる気持ち、近づく楽園、
加速と呼ぼうか、
クレシェンドと表そうか、
心、静かに暴れるなか、

電車と共に歩を進めてた、
iPodから流れ始めた、
「and I love you」という歌がある。

桜井世界に属する5分は、
僕の心をなぞるかのよう、
身を委ねられる音のストーリーで、

予感思わす静かのギターから、
花火を打ち上げ、12回の告白を通じ、
渾身の愛に行き着く。


風船に気体が込められていくように、
期待で想いが膨らんでいく。

その日から僕は、風船になりし時、
「and I love you」を選ぶんだ。
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by gallery_isolate | 2009-08-11 22:06 | prose poetry(散文詩) | Comments(0)