糸に紛れた紐

一つと同じ数字の無い
IDが張り巡らされた部屋で
ネクタイにポロシヤツと
不揃いのフアツシヨンで溢れ
「昼白」や「電球」等の細長く
不揃い色の蛍光灯が敷き詰められる中
冷え過ぎる空調に
誰も文句を言えない空気は
心の緊張をさらに高めて
二五分後の未来へ構えている

分厚すぎる本も小さなカード綴りすら持たない僕は
あなたたちの瞳からどのように映るのか
合図まで戦友と化した本を眺めるあなたたちには
頬杖つく僕はどのように見えるのか
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by gallery_isolate | 2009-08-23 20:25 | prose poetry(散文詩) | Comments(0)