ユウダチ

愛するものを愛するだけの時間も無いから起こした夕立ち
重力に素直に流れゆく川を
触れればその水は新しい

雅印が拒んだ、なぞっただけの文字
額縁が冷めた目で見ている絵

今日は何を想って右手は弦をはじいている?
同じ景色の部屋、昨日とは何が変わった?

青い風を切り走れば服の重さと時の尊さを胸に感じて
愛するものを愛するだけの時間も無い
沈む暇も回り道も許されぬから

マフラーも巻かずにオーロラを目指した
狂っていたのは盤面か? 針か?

持ち手には痛まない棘には棘を贈って
電波が飛び交う空から覗いて放った「さよなら」

夕立のような亀裂と刹那ささえも
幸せのために時に必要で
体を流れる赤が濁らぬ様に
古きは捨て新たを産んで真実(ほんもの)に近づく

見えない蜘蛛の糸に張り付いた言葉なら
歩く速度ですらもポケットから落ちていった 振り向かない

洗い立ての心が黒く染まっていたのは
薄い灰が厚く重なっていたから
愛するものを愛するだけの時間も無い
仮面の優しさを断って今貴方のもとから経つ
[PR]
by gallery_isolate | 2013-02-24 12:00 | lyric(詞) | Comments(0)