タイムラインという名の海

人の集まりを例えて人の輪という表現がある
人が弧の一部を形成しているように聞こえるこれが
そのイメージに合致していない気がしてならなくて
僕は敢えて「人の海」という例え方をしたい

人は、複数の海に同時に飛び込むことができる
そして現代では雲の海に心だけ飛び込むこともできる
雲上の水を寄せ集めて自分だけの海を作ることだって可能だ

浸かる水の成分によって言葉の波はどんな顔にもなれる
笑顔の種、真実の鍵、見せかけの城、幼稚な凶器

揺るぎない軸を持っているつもりでも
その波に曝されて緩やかに、もしくは一瞬で自分が変わっていく

どの海に飛び込んで どの水と触れ合うか
どの波に流されて どの方向に向かうのか
誰と共に過ごして 誰を信じていくか
それだけであなたという人間は大きく変わっていくのだ


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by gallery_isolate | 2017-10-14 15:02 | prose poetry(散文詩) | Comments(0)