カテゴリ:prose poetry(散文詩)( 222 )

ショートカット

普段白い物を、黒色で表現してみよう
あの物語を、めでたくなく終わらせてみよう
そんな風にして、僕ら
裏切りながら期待にこたえていく
期待に応えては「いま」を否定してゆく
[PR]
by gallery_isolate | 2008-10-26 23:01 | prose poetry(散文詩) | Comments(0)

目的地を頭に浮かべ、
ポケットのコインを右手で探る
既に機械化された発券機を前に
偶然手に握られた枚数を入れてから、

同時に出づるチケットとコイン
どちらに先に手が伸びるかで
瞬間的判断力を試してみるのもいいだろう
[PR]
by gallery_isolate | 2008-10-22 11:29 | prose poetry(散文詩) | Comments(0)

清作軽視警鐘

動―言=成長
動+言=影響
言―動=軽笑

所詮、君其位
[PR]
by gallery_isolate | 2008-10-22 09:43 | prose poetry(散文詩) | Comments(0)

つきについて

自動扉が、作為的に開かなかった

深夜三時を超えた東京の街に、
一晩を寒さから凌げると考えた策は、
入口を突破できないという、
太刀打ちのできぬ壁を前に終結。

「仕方ないな…」。
男は、やれやれという顔を見せながら
夜でも光が絶え間なく続くラインに顔を覗かせ、
一台のタクシーを停めては
儀式のようにいつもの挨拶で帰り路についた

一人になった男は、実はまだ諦めてはいなかった
自動扉以外の突破口があるはずだと
ビルの三六〇度の探索と三カ所の扉の開錠を試みる
しかし、壁は高く、壁は厚い。

そのとき、
中から疲弊感のためにスーツを乱した男が
一九時間拘束からの解放を遂げて
ただしかしその表情は安堵でも歓喜でも達成感でもなく
何も受け取れないことが表現であるかの顔で出てきた

いかにしても突破が叶わなかった壁は、
その男が通った自動扉により開かれた。
タクシーに吸い込まれた男と、ただ待った男の間にあったのは
自分のツキを知っているかどうかだった気がする

ツキだけを頼りに生きてきたことが
実力がつかない原因となるのか
ツキを実力とできる要因になるのかは
何を(無意識に)信じて道を歩むかによるのだろう

そのビルの中で、ツキについて考え、ここに記す。
[PR]
by gallery_isolate | 2008-10-18 03:30 | prose poetry(散文詩) | Comments(0)

哀美離―舞

私は信じる。

西洋文学史を見よ
結ばれぬ愛にこそ高き評価がくだり

月下美人への評価は
その短命さに荷担されている

曲も詩も小説も絵画も
哀を知らずには美しき芸術にはなりえず

美しさの察知は『儚さへの気付き』とも呼べるのだろう

愛別離苦に美の根幹
[PR]
by gallery_isolate | 2008-10-16 09:59 | prose poetry(散文詩) | Comments(0)

自然の脅威

樹海の恐ろしさには気づけないから
綺麗に見えてたのか、あの杜は。
野蛮さが生み出した布石こそが
あの楽しそうに駆け回れる園なのか。

不思議な色をした魅力的なあの木は
大切に育てられた愛情が故に愛に飢え
欲しいものを全て捕らえられる性質を帯び
雨宿りで守ったその人に守られる。
[PR]
by gallery_isolate | 2008-10-13 22:58 | prose poetry(散文詩) | Comments(0)

いつそ

そうなのに
そうだけど
そうだから
そうだからこそ、
そうなった
[PR]
by gallery_isolate | 2008-10-13 22:47 | prose poetry(散文詩) | Comments(0)

甘党の徳

頑張って頑張って、結果に現れなかった。

何故だろう?
僕は考えた。そして見つけた『甘』。

僕は何より頑張った?
それは前の僕。

決して周りより頑張ったわけではなく
自分を何処かで赦すような
甘があった。

僕は何かしらこの甘のおかげで
自分に限界をつけてたみたいだ。

それなら今までをどう処理する?

情けない?愚か?
いや、僕は自分にこう言った。

『今から今までの甘いのを食べ尽くしてやろう。
そしたらこれからは明るい未来しか見えてないぞ』
[PR]
by gallery_isolate | 2008-10-13 02:36 | prose poetry(散文詩) | Comments(0)

1010-2 追記

「二日後、あなたの身に何かが起こる」

一言私がそう言えば、私は立派に占い師
実はそんな未来など見えてなんかいないのに

でも、
世の中虚構の予知が溢れてる
人々がそれを求めてる

行き場と生き場の無い時の流れ
光見つけられぬ道程の中で

では、
少なくとも世の中の虚言が許される理由
それは予知の先の助言
失わぬ何かをきっかけに
確実な生きる術を思い返せるから

一部の人は、民の道を身勝手に妄想することが許され
私もその一部の人になってみたのだ
[PR]
by gallery_isolate | 2008-10-10 22:22 | prose poetry(散文詩) | Comments(0)

1010-1 本編

二日後、あなたの身に何かが起こる。
[PR]
by gallery_isolate | 2008-10-10 22:20 | prose poetry(散文詩) | Comments(0)