カテゴリ:prose poetry(散文詩)( 217 )

報道する

インタビューに基づき報道する

(沢山の)インタビューに基づき報道する

(沢山の)インタビュー(をして得られた都合のいい証言)に基づき報道する



放映する

インタビュー映像を放映する

(沢山の質問をした)インタビュー映像を放映する

(沢山の質問をした)インタビュー(をして導かれた最後の一言の)映像を放映する



そうさ、

常に揺れ動くシャボン模様の

あの日あの時の0.1mm角の画を切り取って

「あれは青色だった」と言い張るように



送り手は、括弧の中の隠滅に猛進して世の中を造ろうとするし、

受け手は、括弧の外の表層を妄信して有識者を繕おうとするんだ
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by gallery_isolate | 2017-04-13 18:49 | prose poetry(散文詩) | Comments(0)

陸の海賊

強い力で我が道を行く巨大船

その姿を見て悔しがる海賊が
疑惑というおもりで船を沈めようとしている

もし仮に沈んだとして、寄せ集めの海賊たちは何処に行こうとするのだろう

地図も羅針盤も、ましてや船長すら準備が無いのに
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by gallery_isolate | 2017-04-06 19:57 | prose poetry(散文詩) | Comments(0)

空白でも重く

人に元気を与える笑顔とか

人を疲れさせちゃう声とか

人を造る要素一つひとつに

人それぞれ個性があるけど


人との距離こそ最も形のなくて

そのくせ人に重く影響を与える

トリッキーな個性かもしれない
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by gallery_isolate | 2017-04-04 22:36 | prose poetry(散文詩) | Comments(0)

成長

空腹か、
睡魔か、

体勢か、
縫い目か。


言葉の通じない子を育てるため、
思いつく策を解決するまで試して、
前回有効だった策が
今回は効かなかったりして、

表情や動作を自分に置き換えながら大人は、
仮説と検証を繰り返し、成長していく。


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by gallery_isolate | 2017-03-29 05:00 | prose poetry(散文詩) | Comments(0)

無意識の笑顔

人は笑顔を着替える

それが、無意識に行われる瞬間が

あればあるほど幸せなんだろう



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by gallery_isolate | 2017-03-23 12:30 | prose poetry(散文詩) | Comments(0)

オブラート

感情をオブラートで包む

ウェブログほど直接的でなく
日記よりも楽しめる方法として
気持ちの吐露として曲を書いて詞を乗せる

それでも独りよがりになり過ぎてはいけない

偉人の実話を基にしたドラマですら脚色が入るように
見世物にするための工夫は大切なマナーだ

だから
感情をオブラートで包む


歌詞に英語のオブラートは遣わない

母国語ほど直接的でなく
その他の外国語よりは意味が伝わりやすい
便利な逃げ方として英語にして詞に乗せる人がいる

それでも英語話者にとっては不思議で幼稚な表現なんだろう

色んな文化を取り入れて我がものにしてきた僕たちも
見世物にするにはその在り方を客観視したほうがいい

だから
歌詞に英語のオブラートは遣わない
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by gallery_isolate | 2017-03-20 11:12 | prose poetry(散文詩) | Comments(0)

わがままなタンブラー

僕が蛇口になるときは、

 今、水を出していいのか、

 タンブラーまでの距離が近過ぎないか、

 美味しい水を流せているか、

 水の勢いは強ぎないか、

 タンブラーは溢れちゃいないか、

そんなことを気にしていまう。



僕がタンブラーになるときは、

そんなことを気にしてしまう蛇口にしか、

快く蓋を開け続けられない。



僕は、弱気な蛇口とわがままなタンブラー。

あなたは、どんな二つを持っていますか。



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by gallery_isolate | 2017-03-13 12:43 | prose poetry(散文詩) | Comments(0)

完全体

ないものを欲しがったり、

あるものに満足しなかったり。


人は完全体になどなれないのに。
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by gallery_isolate | 2017-03-12 11:37 | prose poetry(散文詩) | Comments(0)

遺す人

生きてきた中で生み出したものを後に遺すことは難しい

僕の綴った言葉が幸い一瞬誰かの目に触れたとして
空を割いた飛行機雲がすぐに空に戻るように、日常の中に紛れてしまう


先人たちからバトンを受け取りながら少しずつ作り上げられてきた、僕たちが生きている街

もう後戻りはできないこの作品に、さらなる道を、橋を、ビルをつくる人がいる

彼らは自分たちが生きてきた成果を未来の地図に刻みながら、人々を幸せにできている

なんてすごい日常なんだ






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by gallery_isolate | 2017-03-03 23:40 | prose poetry(散文詩) | Comments(0)

大切な役割

人が皆同じ能力を持っていたとしたら
組織の階級も試合の順位も成立しない

人は皆違うことに秀でているからこそ
社会の中で安定と革新が共存している


各々が役割を抱え、役割に理由があり
役割が結果を与え、世界が動くならば

あなたが嫌われることも大切な役割だ


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by gallery_isolate | 2017-03-02 19:13 | prose poetry(散文詩) | Comments(0)