カテゴリ:prose poetry(詩)( 200 )

ぬくもりでぬくもる時間

二人で寝るには小さいから、

大きい枕を買おうか、と言うと


小さい方が近くになれると

平然と言えたキミ。


そんな小さな会話だけでも、

キミの想いは大きく伝わるんだ。
[PR]
by gallery_isolate | 2010-11-24 12:52 | poem(詩) | Comments(0)

病みに光は

独りでこの夜過ごす時間
圧倒的に淋しくて
紛らわすために家にある
灯りを総て点けてみた

2秒もかかって気づくこと
それは「意味がなかった」と
灯りは目の前映る影
さらに濃くして目立たせた

だから今この詩うたう
この部屋は何も点いてない
居心地のよさと便利さは
今、この場では比例しない

顔を照らすはパソコンの顔
から放たれる鮮やかな虹
あとは空気のよな音楽と
包める香りさえあればいい
[PR]
by gallery_isolate | 2010-11-14 00:07 | poem(詩) | Comments(0)

転嫁

雨だからかな

話しづらいのは

雨だからかな

重い空気は


昨日の後に

僕の知らない

時間があるから

不安になるね


雨だからよね

目が合わないのは

大丈夫だよね

明日晴れれば


でも現実が怖いから

やっぱり明日も、雨よ降って
[PR]
by gallery_isolate | 2010-06-22 00:18 | poem(詩) | Comments(0)

ありがたき、ふしあわせ

やさしさならば
うけとれるけど
そうじゃないなら
くるしいだけね

おそれまぎゃくの
あなたさまから
そんなきもちは
ききたくなかった

いつもじかんを
テイクしてくれ
いつもなにかを
ギブしてくれた

へいぜんとした
うらぎりをみて
ぼうぜんとする
ながいぶんめん

いつもきょうしゅく
ありがとう、けど
いまはきょうふね
さようなら、だから、

やさしさならば
うけとれるけど
それはかなわぬ
かんけいなのね
[PR]
by gallery_isolate | 2010-06-04 00:37 | poem(詩) | Comments(0)

濡れたティッシュで

汚れた染みを
拭き取りたいと

手にしてしまうは
濡れたティッシュ

引っ張れたのは
切れ端だけで

ちりぢりになる
紙片がまた

染み入るために
また汚れてく
[PR]
by gallery_isolate | 2010-05-11 00:13 | poem(詩) | Comments(0)

恵みのオレンジ

多くの人たちが
目覚めはじめる頃
東の海の向こうから
オレンジを投げた

それは不思議なフルーツで
強い光を放ち
ゆっくりと孤を描いて
西に西に向かう

多くの人たちが
家路に着き始める頃
あの山の向こうに
オレンジが隠れた

ずっと眩しいのは
どうも疲れちゃうから
また明日早めに起きて
そのオレンジを投げよう
[PR]
by gallery_isolate | 2010-02-22 01:21 | poem(詩) | Comments(0)

公道にて

赤信号を前に、どうして僕は渡らなかったのだろう

考動と行動が、一致しなかった僕がいる



-世の中に『正しいこと』などない。

車さえ来なければ『赤』でも渡っていいはずで

『身の危険がない』という問いを

崩せる論理はどうにもなくて


でも、向かい側の歩道に、今、

小学生が5人、止まっていて

『あるべきタイミング』を今か今かと待っていた


いつもなら何も思わず通過する

赤信号を前に、どうして僕は渡らなかったのだろう

青のランプが光るまで、待ち続けていた僕がいる


この時、論理を越えた『何か』が働いて

考動と行動が、一致しなかった僕がいる
[PR]
by gallery_isolate | 2010-02-13 10:43 | poem(詩) | Comments(2)

太陽の抵抗

八重川にかかるその橋に

Sherryを聞きながら運転席

雲が朝には似合わない

暗さを作ってしまうから

『空は心の鏡だね』と

心の中で呟いた


長すぎる赤の信号を

待っているこの左頬に

東から光射し出して

消えて、射しては、消え去って

『闇に対する抵抗みたい』と

バックミラーに呟いた
[PR]
by gallery_isolate | 2010-02-10 16:49 | poem(詩) | Comments(0)

雄姿

その綺麗な両瞳で

前だけを見つめていた

その胸にある志は

着実に光を浴びて

もう一つの人生の

歩みすら引き寄せて

さらに眩しい道へ今

向かえる道を祝う
[PR]
by gallery_isolate | 2010-02-04 00:17 | poem(詩) | Comments(0)

章話・時代

同じ時間の流れの中で

あるところでは人に幸せが訪れているし

同じ時間の流れの中で

あるところでは人に悲しみが訪れている


そんな「時間の流れ」に乗って

一日に一本、皺が刻まれていそうな

僕の祖父の顔に備わっている

声が発せられる口というその穴からは

一日に一分、長くなっていそうな

昔話が聞こえてくる


一日に一㌔、遠くなっていそうな

視線の先を見つめながら

一日に一㌍、弱っていそうな

音と息を吐き出している


物語でいう最終章に近づいた今、

記される文字は第2、3章辺りの繰り返し

芸がないのではなく、それは、

何度語っても足りないことを表している


僕が自伝を記す中で

同じように毎日皺は増えよう

同じように毎日呼吸は弱ろう

しかし、一体、その最終章で僕は

何を、語れるというのだ
[PR]
by gallery_isolate | 2010-01-17 22:45 | poem(詩) | Comments(0)