カテゴリ:prose poetry(散文詩)( 214 )

真赤な作家

変化は退化
効果は悪化
感化も鈍化
硬貨も酸化

戦火は軟化
劣化で降下
愚かな短歌
単価も低下

昨夏の高架
引火の結果
真赤な作家
月下に献花
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by gallery_isolate | 2011-07-31 12:04 | poem(詩) | Comments(0)

葛藤

扉のチェーンをかけなかった。

それが、せめてもの優しさだった。
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by gallery_isolate | 2011-07-11 20:34 | poem(詩) | Comments(0)

飛び降りの仕組み

顔に傷が出来たなら
部分仮面で隠さなければ。

抱える傷が広がったなら
部分仮面を大きくしましょう。

顔が傷しかなくなったなら
部分仮面はただの仮面。


仮面が自然になりすぎたなら
新たな仮面を被らなければ。

仮面が自然になりすぎたなら
新たな仮面を被らなければ。

仮面が自然になりすぎたなら
新たな仮面を被らなければ。


そうして仮面が重くなったら
重力に任せて落下します。

ビルの屋上から体ごと
重力に任せて落下します。

顔に傷がつき始めたら
そこから始まるマスカレイド。
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by gallery_isolate | 2011-07-10 10:18 | poem(詩) | Comments(0)

ウラギリ遊び

裏切りは疑いを産み、
疑いは憎しみを産み
憎しみは痛みを産み、
痛みは悲しみを産み、

悲しみは空の色を変え、
悲しみは街の音を変え、
悲しみは地球の重力を変え、
悲しみは心に残り、

その心は傷を抱え、
その傷は癒えないから、
その代わりに、一つの心は、
傷を忘れるだけの裏切りを産む。
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by gallery_isolate | 2011-01-09 18:48 | poem(詩) | Comments(0)

ぬくもりでぬくもる時間

二人で寝るには小さいから、

大きい枕を買おうか、と言うと


小さい方が近くになれると

平然と言えたキミ。


そんな小さな会話だけでも、

キミの想いは大きく伝わるんだ。
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by gallery_isolate | 2010-11-24 12:52 | poem(詩) | Comments(0)

病みに光は

独りでこの夜過ごす時間
圧倒的に淋しくて
紛らわすために家にある
灯りを総て点けてみた

2秒もかかって気づくこと
それは「意味がなかった」と
灯りは目の前映る影
さらに濃くして目立たせた

だから今この詩うたう
この部屋は何も点いてない
居心地のよさと便利さは
今、この場では比例しない

顔を照らすはパソコンの顔
から放たれる鮮やかな虹
あとは空気のよな音楽と
包める香りさえあればいい
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by gallery_isolate | 2010-11-14 00:07 | poem(詩) | Comments(0)

転嫁

雨だからかな

話しづらいのは

雨だからかな

重い空気は


昨日の後に

僕の知らない

時間があるから

不安になるね


雨だからよね

目が合わないのは

大丈夫だよね

明日晴れれば


でも現実が怖いから

やっぱり明日も、雨よ降って
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by gallery_isolate | 2010-06-22 00:18 | poem(詩) | Comments(0)

ありがたき、ふしあわせ

やさしさならば
うけとれるけど
そうじゃないなら
くるしいだけね

おそれまぎゃくの
あなたさまから
そんなきもちは
ききたくなかった

いつもじかんを
テイクしてくれ
いつもなにかを
ギブしてくれた

へいぜんとした
うらぎりをみて
ぼうぜんとする
ながいぶんめん

いつもきょうしゅく
ありがとう、けど
いまはきょうふね
さようなら、だから、

やさしさならば
うけとれるけど
それはかなわぬ
かんけいなのね
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by gallery_isolate | 2010-06-04 00:37 | poem(詩) | Comments(0)

濡れたティッシュで

汚れた染みを
拭き取りたいと

手にしてしまうは
濡れたティッシュ

引っ張れたのは
切れ端だけで

ちりぢりになる
紙片がまた

染み入るために
また汚れてく
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by gallery_isolate | 2010-05-11 00:13 | poem(詩) | Comments(0)

恵みのオレンジ

多くの人たちが
目覚めはじめる頃
東の海の向こうから
オレンジを投げた

それは不思議なフルーツで
強い光を放ち
ゆっくりと孤を描いて
西に西に向かう

多くの人たちが
家路に着き始める頃
あの山の向こうに
オレンジが隠れた

ずっと眩しいのは
どうも疲れちゃうから
また明日早めに起きて
そのオレンジを投げよう
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by gallery_isolate | 2010-02-22 01:21 | poem(詩) | Comments(0)