<   2009年 03月 ( 15 )   > この月の画像一覧

あゆみ

人は道を歩みながら
その道を選んでいく

人は道を歩みながら
その道を固めていく

人は道を歩みながら
その道を狭めていく

人は道を歩みながら
その道の果てを臨む
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by gallery_isolate | 2009-03-31 10:56 | prose poetry(散文詩) | Comments(0)

あらたなダイヤ

眩しいくらい煌めく星だったのか
耳刺す夏の樹に棲んだイキモノか

裏切られるは慣れていたけど
予期せぬ期日 ハタ、と白の紙捨てられた

ダイヤじゃ足りぬ 「新たな」ダイヤがいい
世に出ぬ仕打ちも たやすくライト浴びる

傷つくはずのない約束は
空想の夢うらやんだだけだった 香るまま

裏切られるは見えていたけど
智恵なき迂回 引き戻されるさ 浅い墓
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by gallery_isolate | 2009-03-28 09:59 | lyric(詞) | Comments(0)

シンクロナス

僕が若返る運命ならば
見える景色が他とは変わり

僕が若返る運命ならば
過ごす時間と場所が変わった

僕が若返る運命ならば
視線と言葉の色は違って

僕が若返る運命ならば
最期には想いすら、すれ違う

僕が若返る運命ならば
人の命がシンメトリー、と
他人のように悟り気取っては
進化退化の価値、疑う

僕が若返る運命ならば
価値も悟りも消し去られよう
自らを守れぬ身にもなろう
「約束の姿」で眠るだろう
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by gallery_isolate | 2009-03-22 16:36 | prose poetry(散文詩) | Comments(0)

まるで
すべてを失ったように
無表情の君を見た
あまりにカタチにならなかったから
ひとつ
言葉を残してみた

すると まるで
幼い頃よく見たドラマの
演出家の遊び心みたいに
無表情のカタチは崩れた

それを見て
この世界中で一番温もりを感じたのは


幸せをまた独占したいもんだから
もう一つ残してみる
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by gallery_isolate | 2009-03-17 09:02 | prose poetry(散文詩) | Comments(0)

ひとがゆえ

形に出来ない物事を
言葉に込めると、いつからか

言葉が事実を乗っ取って
表せぬ物を振り落とす

いつしか独り歩き始めるは
足場得た後の葉の方で

例えば素直という言葉
総てを受け入れられるが、そう?
それとも自分貫くが、そう?

たとえば触れ合い、それさえも
言葉の遣り取りだけでも、そう?
それか肌触れられるまで、no?

そうして自由を得た生き物は
枠造り、自ら、閉じ込める

虹見る人は、その場所場所で
「いつつ」「ななつ」と色、数え出す
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by gallery_isolate | 2009-03-14 11:53 | prose poetry(散文詩) | Comments(0)

a glass of wine

ふたりのバッグを運んだ男が微笑の顔で部屋を出る
分厚い扉を閉ざした 鍵を確かめる ふたりは近づく
辛い2月の寒さも 互いにあたためあうから

ふたりが手にしたグラスに注がれるワイン黙って見ている
瞳(ひとみ)から言葉を感じる だから瞳(め)で返す わかりあえてる
触れた冷ややかな唇 すぐにふたりは何の言葉も交わさず抱き合った

誰にも見せない表情(かお)を僕は見ていた
夢中でたったひとりを愛しつづけた
このひとときのために ふたりは生まれた
何も語らないで テーブルのa glass of wine

  この部屋をでる時間(とき)まで 一言も...    
  言葉を無くしても 語れる二人だから...    

ふたりが手にしたグラスに注がれるワインは黙って見ている
ゆっくり歩き出す様も 魅せる閉じそうで閉じない瞳(ひとみ)も
全てわかってはじめる だからためらいも無くせる世界で抱き合った

聴こえるその声から魅了されてた
幼い頃の自分を全て投げ捨て...
誰にも見つからないきっとふたりは
交わした指が冷えて痛みはじめた
キーを返した 刹那 まるで
他人(ひと)の顔をして 離れて行ったよ

But there was love there...
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by gallery_isolate | 2009-03-12 23:21 | lyric(詞) | Comments(0)

カーラジオ

一つの歌を通じて
君と僕とは繋がれた

奇しくも男女を描く歌
二人の「脱出」描く歌

器用でない回答に見えた
不器用さ故の愛着か

赦し合えた二人が、遠く、
離れた場所で結ばれた

外の空気になじむ僕と
内なる世界を守る君

混じり合わなかった感覚が
二人の距離を近付けた

(titled by/message for QICO)
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by gallery_isolate | 2009-03-11 08:27 | prose poetry(散文詩) | Comments(0)

あの娘(こ)

一人で過ごす日曜日。
密かに紹介いたします。

映画は必ず予告から。
あの、子供を相手にでもしてるかのような、蹴るな騒ぐなの前説も、クレジットの名前を一人分も読ませぬ超感動短編話もすべて見たいのです。むしろ内心そちらこそ、楽しみなのかもしれません。

髪の毛は突然切る。
「そうだ…切ろう」のタイミングで、いつものサロンに電話する。カットだけと、弱気で言うも、お咎められることはない。いつもの人がいてるか聞いて、ウキウキ気分で行くのです。

できれば、支払いは並べたい。
いくらの支払いであったとて、店員さんが惑わぬように、自分のわかりよいやり方でそれらのコインは並べたい。自分なりにきりのいい数、二本の指で並べます。

実は、一人でいたくない。
一人でこの日も過ごすのは、一人でいることしか知らないのは、一人が好きなのとは違う。本当は好きな時もあるんだけど、それが辛いことも知っています。

一人で過ごす、日曜日、
私はとってもみじめやわ。
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by gallery_isolate | 2009-03-10 08:26 | prose poetry(散文詩) | Comments(0)

bootcut

セックスは関係ない
ピリオドも必要ない
足元はいつも広く

「本当は腰元から
巻き付けていたいんだ」
隠してる 秘密暴く

求め過ぎないでね、理由は。
自分にすら掴めないのに

異国なら許されてる?
肌合わぬmotherland?
躓いた道で止まる

悔しさ、束ね束ね
コンクリート崩せずに

地に向け広がるは
心の救われたさ
装いに託してる?

雪解けは望まず
唯(ゆい)、研ぎ澄ませるだけ
鏡は見たくない

此所に染まらないように
個々が停まらないように

ただ救えるものは
心を変えた人の
その素直な生き方に

見失える価値も
今は自分だけだと
気付けたなら歩けるよ

地に向け広がるは
「今の僕、そのもの」と
迷わず、I select the pink nail polish

此所に染まらないように
個々が停まらないように

ただ救えるものは。
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by gallery_isolate | 2009-03-07 13:33 | lyric(詞) | Comments(0)

生活タイムマシン

古いアルバムめくれば、
懐かしく思える僕の顔、と、

再会のための写真を並べ
歴史の深さを愛おしむ、が、

時間と自分の流れの中に
不思議な思いが留まってい、る・・・

年老いることを「古い」とし、
若さを「新しい」とすれ、ば、

今、写真にて存在している
12の自分は新しく、て、

今、この世で呼吸をしている
大人の自分は古くな、る…?

目の前に在る「過去」の存在が
「今の者」と認められるなら、ば、

過去の僕は時空を超えて
今の時間に生きているの、か。
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by gallery_isolate | 2009-03-06 20:41 | prose poetry(散文詩) | Comments(0)