<   2009年 05月 ( 15 )   > この月の画像一覧

依る、夜、寄る

いつも目にして意識しなかった

白いあれを指差しながら

それは雪だ、と告げられたよ

その瞬間から雪に見えたよ

触れればちゃんと冷たそうで

踏んだらギュッと音がしそうで

意識が一語に依存したなら

心がまさか幼子に戻るの
[PR]
by gallery_isolate | 2009-05-28 13:38 | poem(詩) | Comments(0)

更衣室

「実はさ、」から始まる声は、
ドアノブを委ねている心
「それでね…」から始まる文は、
見せずにつないだ第三の手

宇宙よりも遥かに広い
引きだし続けて尽きることない
道が生み出す声を聞かせて
さなぎになれる場所が僕なら
[PR]
by gallery_isolate | 2009-05-26 07:26 | poem(詩) | Comments(0)

今見える風景

暗い壁
流れる光
小豆色の椅子
斜めになったポール
流れる電飾文字
指に合わせて小刻みに動く機械
考える人
口を開けた人
眠る人
僕を見ながらガムを噛む人
ポータブルゲームをする人
本に心奪われる人

…やはり、人は人に関心を抱くようだ。
[PR]
by gallery_isolate | 2009-05-25 00:38 | poem(詩) | Comments(0)

エスケープ

明らかに決まっていた結論から逃れるため
明らかにバレていた嘘をついて舌を出して
明らかに出来っこない逃亡を実行して
明らかに分かる逃げ場所に隠るよ

いつかのありふれた唄を思い出して
雨の中で一人涙を流している

何もかも忘れようと無理をして思い出を灼き
何もかも捨て去って鋭い目になりたかった

古きに溢れていた名声蹴とばして
笑いとばしたなら足元すくわれる

僕の手を、僕の手を誰かが掴んで
真っ白な僕に色を塗りたくる

純粋な言葉と思っていた自分を憎むと同時に
これからの愛想を信じない地で過ごすよ

虚像が怖かった 本当を知らなかった
だから逃亡した 皆から離れた

僕の手を、僕の手を誰かが掴んで
あくまでも僕の色を決めつける

僕の手を、僕の手を誰かが掴んで
『僕は誰?僕は誰?』わからなくなる
愛するとか愛されるとかそんな茶番は下らない
それよりもただ自分で自分を勇気づけることで

世の中のすべてのことすべてのものを裏切って
たてがみを撫でるように温かな気持ちになる
[PR]
by gallery_isolate | 2009-05-24 00:07 | lyric(詞) | Comments(0)

思(し)について

砂場でを山を作るくらひ
手に届き過ぎる自己表現
唯一目指すも埋もれてく
地に足つき過ぎ、誰の為

ただただただただ窺ふは
誰かれ知らずに消へる花
でもまたしかし糸ならば
こころや夢と向き合へる
[PR]
by gallery_isolate | 2009-05-21 13:17 | poem(詩) | Comments(0)

基準経験値

ドライ、クール、冷めた、冷たい、寒い、に、
ホット、アツイ、暑苦しい、と、

僕らを図る指標は
温度だけでこんなだ
僕らを好みで分ける
基準の一つでこんなだ

人を選びたがる人間は
そのほんの少しの判断で
どれだけの湿度を見捨てて
許せなかった雨を受け入れたんだろう

人を選びたがるこの僕は
そのほんの少しの判断で
どれだけの湿度を見捨てて
同じ分の湿度を見捨てられたんだろう
[PR]
by gallery_isolate | 2009-05-18 23:21 | poem(詩) | Comments(4)

ゆめ現映写

真実という言葉、

時々わからなくなる僕。

嘘が目の前で流れてる、

その事実こそがまた真実。

記録に運を認めれば、

総てが運と映るように、

世の総てが真実と呼べる。

それもまた真実だから。
[PR]
by gallery_isolate | 2009-05-18 00:16 | poem(詩) | Comments(0)

en

c0172718_13532054.jpg

[PR]
by gallery_isolate | 2009-05-17 13:53 | picture&poem(写真+詩) | Comments(0)

普遍と心理

空が青い理由も
星が瞬く理由も
波が起こる理由も
月夜の影の理由も
雪が真っ白な理由も
銀が反射する理由も
人が涙を流せる理由も
赤が眼に留まる理由も
地球が回っている理由も
空気が無色である理由も
太陽の熱が僕にも届く理由も
君が仲良くしてくれた理由も

みんなみんなわからないけど、
自然で、幸せで、大切なこと。
[PR]
by gallery_isolate | 2009-05-14 18:13 | poem(詩) | Comments(0)

白夜夢

永遠という名の、
花を憶えている。

綺麗に咲くのは、
野原を嫌うから。

砂漠を選んでは、
行く道を探して。

出逢えた蜜蜂は、
本当に優しいの?

194日が過ぎ、
記憶は繋がって、

二つは繋がって、
永久の羽を脱ぐ。

花から離れても、
手に温もり託し、

南の楽園でさえ、
東風に涙ぐんだ。

真直ぐに伸びる、
幸せを受粉する。
[PR]
by gallery_isolate | 2009-05-12 03:36 | poem(詩) | Comments(0)