逆撫 (さかなで)

表情無き声をエメラルドグリーンの
細胞と気管支震わせ響かせてる

「逆さまな答は正常の否定」と
待望の結末 見えたら飛び降りる

走り出せば今日も地は泥濘み始め

偶然のリアリティ 逆撫での黙認
解剖で未来を 暴くから身を晒して

「明日からは晴れるよ…」 何遍聞かされた?
敗亡が見えてる それでも止まれない

走り出せば今日も血は滲み始め
飛べない羽根は今 轢き千切ろう


走り出せば今日も知は削られていく
望まぬ頭なら葬ればいい

近道の窓から見えぬ明るい空
大望という名の夢ならとうに醒め
呼べぬ名を抱えた 「さよなら、今日も独り」
外貌も中身も要らない 此処は遥か
遠い現実で
夢を描くのは
目の前の虚像で
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by gallery_isolate | 2009-11-26 20:30 | lyric(詞) | Comments(0)

サイカイ→サイカイ

部品の再会が果たした最低限要素の集まりは
此処に天然の音鳴りの役割を再開させたので
他との差異化一途に前進のみを継続したいが
競合と比較した故の最下位を気にも食わない
部位と決別する千載一遇の機会に際会すると
手切りの才、介する事無くその牙を光らせた
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by gallery_isolate | 2009-11-25 21:50 | prose poetry(散文詩) | Comments(0)

ことばの乗客

朝、何気なく交し合う一言も
合言葉のように繰り返した一言も

物語を描く長い長い文章も
旋律にのせた特別な文章も

手紙で綴りたい想い伝えるメッセージも
メールで済ませたありふれたメッセージも

電波に乗せて遠くに飛ばす声も
涙を伴って聞かせる震えた声も


すべてが、おんなじ「言葉」だけれど
すべてが、違った「表情」(カオ)している

すべては、「言葉」の行き交いだけど
すべては、「心」(キモチ)を伝えている
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by gallery_isolate | 2009-11-18 08:25 | prose poetry(散文詩) | Comments(1)

永い山

段を上る

どうしても万物が遠ざかる

その場所に立つとどう見える



段を権利と思える人は

顔動かさず、目だけで下界を見下ろすの


段をただの位置だと見るは

膝を曲げて、目を地平線にあわせるの
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by gallery_isolate | 2009-11-16 23:05 | prose poetry(散文詩) | Comments(0)

バックグラウンド

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by gallery_isolate | 2009-11-16 00:15 | picture & poem(写真+詩) | Comments(0)

幸福ローテーション

この声が風に乗ったなら、

この想いが海を渡ったなら、

無駄に独りで過ぎる今日も、

きっと救いで溢れましょう


この躯が雲に写せたら、

その雲がままで運ばれるなら、

嬉しくない喜びの日々も、

真(まこと)の笑みで満ちるでしょう。


いつかは、いつかは、

巡って、ここの場、


長すぎた順番待ちも、

穏やかに赦すときが来て、

花畑になりしを喜ぶとともに、

次の何処かの開花も願うよ。
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by gallery_isolate | 2009-11-11 23:19 | prose poetry(散文詩) | Comments(0)

それでも朝はやって来る

僕らが地球にいる限り
必ず朝はやって来る
人の心は無視をして、
勝手に朝はやって来る。

だけれど僕らは厄介な
感情抱えて生きるから
無であるはずの朝にさえ、
その日の気分を映し出す。


待ち望んでいた答を待った
夜も眠れず待ち続けていた
「次目覚めれば道が拓ける」、
そうして朝はやって来る。

積み重ねてきた自分を魅せる
夢に描いた姿が現る
幕が開く時が来た、と、
そうして朝はやって来る。


言葉をもって傷つけられた
人に会いたくないと思った
このまま夜が続けばいいのに、
それでも朝はやって来る。

深夜街のまだらな光に
眠りを忘れた人たちがいて
減らせぬ紙山と格闘すれど、
それでも朝はやって来る。


凍える体を守れない
雪山の中で陽(ひ)を求め
間に合わずして固まっても、
遅れて、朝はやって来る。


独りで過ごした淋しさの後
再会を喜ぶ二人で過ごす
夜のベッドはとても温かい、
その後、朝はやって来る。

二人で過ごした幸せの後
旅立つ君を忘れずにいる
僕の隣には誰もいない、
その後、朝はやって来る。


僕らが地球にいる限り
必ず朝はやって来る
人の心は無視をして、
勝手に朝はやって来る。

だけれど僕らは厄介な
感情抱えて生きるから
朝に喜びを見出して、
朝に哀しみを見出して。
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by gallery_isolate | 2009-11-07 00:07 | prose poetry(散文詩) | Comments(4)