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saw

仮想に反してこの身から
塗装が剥がれ、築いていた
理想は脆くも崩れ去り
夢想の花は散り吹雪く

火葬を望める関係に
悲壮を添えて立ち尽くす
舗装は要らない、この道に
帰巣できるよ、ただ孤独へと
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by gallery_isolate | 2009-12-20 01:06 | poem(詩) | Comments(0)

この空を見上げても

空の写真を送ってくれる?


たとえこの空を見上げても、
繋がった空だと知っていても、

天気が違えばきっと、ほら、
心は心許ないし、

天気が揃えばやっと、ほら、
心細さが吹き飛ぶの。
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by gallery_isolate | 2009-12-16 20:01 | poem(詩) | Comments(0)

存在といえば

暗闇の中、

鞄の中から鍵を取り出そうとして、

なかなか手にその感触を掴めなかったときに、

急に現れた一本の街灯、


例えるならば、そんな感じでしょうか。
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by gallery_isolate | 2009-12-13 10:21 | poem(詩) | Comments(0)

心の鏡

冬だけに見ることができる

澄み切った青空の下で

宛てなく歩く私の中は

万華鏡のような美しい混沌


すぐそばにある景色だけ見れば

他人でも微笑む柔らかな空気

レンズの裏側を覗いてしまえば

水面の下の白鳥の足


真っすぐな視線も

複数になれば複雑になる

単純な裏返しでも

数重ねればすべてが歪んで


重ねし時を思い起こせば

柔硬の差に行き着いてしまう

澄み切ったはずの冬空さえも

いつしか模様が渦巻き始める
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by gallery_isolate | 2009-12-12 23:40 | poem(詩) | Comments(0)