遺す人

生きてきた中で生み出したものを後に遺すことは難しい

僕の綴った言葉が幸い一瞬誰かの目に触れたとして
空を割いた飛行機雲がすぐに空に戻るように、日常の中に紛れてしまう


先人たちからバトンを受け取りながら少しずつ作り上げられてきた、僕たちが生きている街

もう後戻りはできないこの作品に、さらなる道を、橋を、ビルをつくる人がいる

彼らは自分たちが生きてきた成果を未来の地図に刻みながら、人々を幸せにできている

なんてすごい日常なんだ






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# by gallery_isolate | 2017-03-03 23:40 | prose poetry(詩) | Comments(0)

大切な役割

人が皆同じ能力を持っていたとしたら
組織の階級も試合の順位も成立しない

人は皆違うことに秀でているからこそ
社会の中で安定と革新が共存している


各々が役割を抱え、役割に理由があり
役割が結果を与え、世界が動くならば

あなたが嫌われることも大切な役割だ


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# by gallery_isolate | 2017-03-02 19:13 | prose poetry(詩) | Comments(0)

今日は私が所有するお気に入りアイテムについて。

キーケースを使用し始めた10年程前から、何種類かを経て、昨年ようやく一つの素晴らしい製品に巡り合えました。

それは、「KATHARINE HAMNETT LONDON」のキーケース。

革製、複数のカード入れ、小銭入れという私が望む充実したスペックを兼ね備えていますが、何より一番評価したいのは「キーホルダーから鍵が落ちない」こと。

キーケースとして特筆すべきことではないと思われる方も多いかもしれませんが、これまで使ってきたものはすべてキーホルダーの部分(内側の、鍵をつなぐ部品)が数日に一度外れて、キーケースの内部で鍵が遊んでいた、ということが頻繁に起きていたのです。

それも、今回現在使っているものよりも高額な商品であったとしても、です。

その中でKATHARINE HAMNETT LONDON。
買ったものの目的が、まずはしっかりと達成されていることの潜在的で当たり前な安心感のありがたみを教えてくれている一品です。

しばらくは買い替える必要がないでしょう。



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# by gallery_isolate | 2017-03-01 12:58 | talk(雑文) | Comments(0)

少数派

皆が好きとされているものを好きになれなかったり、

周りの人が関心がないものを好きになっちゃうのは、

決して誰とも共感できなくていいというのではなく、

慣れない異国での生活にて耳にする母国語のように、

外との繋がりを感じる希少性への喜びはあるわけで、

わかる人とわかりあえることは寧ろ求めているんだ。

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# by gallery_isolate | 2017-02-28 12:32 | prose poetry(詩) | Comments(0)

発明

夜から朝への変化や
雨から晴への変化で
例え尽くされてきた
負から正への転換点

一人の男が多勢に向けて
訴えかけたその歌に対し
表現者に憧れた表現者が
また同じ例えの波を作る

かたや真の表現者だった彼は
隠していた声と旋律の羽根で
壁を容易に飛び超す鳥に戻り
幸福感を生む時間を発明した

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# by gallery_isolate | 2017-02-26 09:18 | poem(詩) | Comments(0)

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結論からすると会心作だと思う。

今回、ASKAさんは恐らくキャリア史上最大限にじっくり自分に向き合いながら楽曲を作っていったのではないだろうか。

そう感じたのは、世間でも評価されている本作の楽曲のバリエーションの豊富さやその歌詞・メロディの良質さもさることながら、今回のアルバムで彼が自分の声の表現方法をさらに開拓していた点にある。

デビュー40周年を控えたアーティストのアルバムを聴いて、「こんな声の響かせ方を隠していたか」と驚くとは思っていなかった。
「東京」ではかなりポップなメロディにあわせてかなり高いピッチを心地よく響かせたかと思えば、「と、いう話さ」では第一声からゾクゾクする低い声を奏でている。

どんな歌か、どんなメッセージかによって、時にかつてないほど力強く、時にかつてないほど優しく、声だけで感情を伝えきっているのだ。

ある頃から、彼の歌は殻に閉じこもっていたように思う。それは、かつて「楽曲に魔法をかけることができ」ていた時代に聴き手が感じた、音の、世界観の広がりが、そして得られていたワクワクが枯渇していた、と表現していいだろう。

幼い頃からチャゲアスを聴いていた者として、そう感じる自分と、それでも無意識下でその事実を認めたくない自分がいた。しかし、この「Too many people」に出会って、「そうそう、やっぱり求めていたのはこれだよ!」と思ったのは、やはりそう感じられなかった時期が長くあったことを、素直に認められるようになったことに繋がっていると思う。


世間では、この復帰は早いのではないか、という声もある。

しかし、彼が事件以降ずっと自分と向き合いながら、一つ一つの楽曲や言葉を丁寧に紡いできたこと、また、大変なセールスを誇っていた時期も薬物に走って周りが見えていなかった時期も、自分が作った楽曲を世間に届けるために頑張った人がいた事実を、自主製作盤の製作にあたり身をもって実感したこと、その過程の結果、受け手が大変満足しているという事実、これだけでこのアルバムづくりはこの上ない更生プログラムであり、リハビリテーションであると評していいのではないだろうか。

このタイミングでの新譜発表を聞いた当初、私は、今回作られる楽曲は事件のことや社会への怒り等に満ちた曲が並ぶのではないか、とも発売前には思っていた。事実、彼のブログや著書では、そういった点をストレートに表すこともある。

しかし、この「Too many people」の中では、言葉を巧みに綴ってきた彼らしい表現で、たとえそれらに触れていても、それを見事に「作品」に昇華させていることも、彼のアーティストとしてのプライドを感じる大きなポイントだろう。

これまでの経緯や彼へのイメージだけで、このアルバムが放って置かれるのは本当に勿体無い。一人の男の魂を感じることができる、貴重な作品だからだ。

あとは、ここで得た感動が二度と裏切られないよう願うばかりである。

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# by gallery_isolate | 2017-02-25 06:31 | talk(雑文) | Comments(0)

正攻法

手にしたいものがある
手にできない事情がある

事情を誤魔化すことはできる
それで手に入れる結果も見えてる

それでもそんな術を使わず
ただ正直に突っ走るんだ


躊躇う時間が短いほど
突っ走り始めが早いほど

無理の箱に入っていたそれが
意外とこの手に入るんだ
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# by gallery_isolate | 2017-02-24 22:01 | poem(詩) | Comments(0)

最近、このブログにおいて、主に自分が関わる媒体自体の話をしてしまっていますが、本日も少しだけ。
ブログ村における本ブログの「自作詩・ポエム」カテゴリにおけるランキングについて、数週間前まで300位前後だったのが、お読みいただいている方のおかげ様で昨日13位まで上がっておりました。
また、Gunjo Lyricsにて一時期だけですが、私の「雨が降らない空はない」が「Hot Works」に選出していただきました。(もう落ちてしまいましたが…)
こうして、少しずつ自分以外の方にも見ていただけていると実感できると、自分の存在が確立できているようで嬉しく感じます。
Gunjo Lyricsを拝見すると、私以外の方が書かれる大半のテーマは「僕と君」「君が好き」。
「君を思う」とか、「離れていても」という言葉がよく目につきますが、私はあまりその手の言葉を綴ることに関心がありません。
大衆派ではないテーマでもキラリと輝ける(といっても暗いテーマが多いですが)存在でいられるよう、地道に続けていきたいと思っています。
どうぞ皆さま、ブログバナーへのクリック、作品へのコメントをお待ちしております。
私だけでなく、作品制作に勤しむ皆の願い。

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# by gallery_isolate | 2017-02-21 07:49 | talk(雑文) | Comments(0)

虎視眈々

華やかな世界に入った時から
その日を待っていたのではないだろうか

清らかな水を演じ続けて
その日を待っていたのではないだろうか

一番多くの人に迷惑をかけられる
その日を待っていたのではないだろうか

そうして話題となれる瞬間を
ひたすら待っていたのではないだろうか

突如放たれた気持ちの吐露も
ずっと準備されていたのではないだろうか


何も知らない一部の人は病と洗脳を心配したが
それはずっと昔から華やかな世界に仕掛けられていた、
偏った人たちの身勝手な幸せのために起こされた
時限爆弾によるテロだったと見て間違いないのではないだろうか
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# by gallery_isolate | 2017-02-18 11:56 | poem(詩) | Comments(0)

空気調和

いつも傍にいることが当たり前になると
その存在感を意識しなくなる時がきます


冬の間に顔を出した少し穏やかな暖かさ
無意識にエアコンを入れなかったのは久しぶりのことでした

その日もいつも通りの暮らしをこなしていただけなのに
あたり一面を支配した不思議な静けさと寂しさ

僅かに普段と違うことに理由を求めてみたところで
確かにそれとは違う何かに理由がある気がし続けました


そうして行き着いた答えこそが
今日は休んでいたエアコンの音


文字に起こせないほどぼやけた運転音が
静かな空間をほどよく埋めてくれていたことを

待ち望んでいた暖かさと引き換えに
失うことで初めて気づきました

空気調和設備と名付けた先人は
場の空気について言及した気はさらさら無かったであろうけれど


いつも傍にいることが当たり前になると
その存在感を意識しなくなっていたことを気づかせてくれました


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# by gallery_isolate | 2017-02-17 20:10 | poem(詩) | Comments(0)