しばしの別れ

あなたが歌ってくれる唄
それはほとんど別れ唄
過去か架空か知らないけれど
一つひとつ、切ない唄

別れに動じることができない
私にさえ響く想い
心と言葉と旋律に
身を委ねてこれたのに

次に足をとられたのは
まさかあなただったなんて
次に「それじゃね」と呟かれたのは
まさか私だったなんて

最後の言葉は探したくない
空元気の手紙も書かない
あなたが止めたこの時計は
いつかまた動くと信じてる
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# by gallery_isolate | 2009-02-01 12:57 | prose poetry(散文詩) | Comments(2)

period (β version)

得意げな顔で月を待ち望んでいた
素直に本当を言えなかった
淵まで足を寄せられてしまったなら
苦痛が普通になってしまいそうで

大人にもなれぬ素振りは
どこにも行けない 後に道は無い

無くせない、このまま
傷抱えた、その身と歩いて
ゆっくり墜ちて行く涙と流れてく


つたない言葉は目を瞑り受け止めて
予期せぬ知らせは地に埋めて
告げる科白を飲み込む最中の背中の震え方を
尽きるまで失うことはないだろう

飛び越えられないその長い河に
映るは、浅い、弱い、笑い顔なのか…?

無くせない、このまま
夜更けの寒いこの身削って
二度と伸びぬ先を感じて塞ぎ込もう


呼び捨てて来た普通の葉を
必死に拾って繋げてみた
過去を「今」から解き放つため
最期に掴んだのは、確信と切なささ


無くせない、このま
傷抱えた、その身と歩いて
ゆっくり墜ちて行く涙と流れてく

無くせない、このまま
夜更けの寒いこの身削って
二度と伸びぬ先を感じて塞ぎ込もう
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# by gallery_isolate | 2009-01-25 11:55 | lyric(詞) | Comments(0)

Sweet Hands Conversation

朝、早くから集結するは
今、個々だけで終結できぬ
山、超えるため抗争しつつ
ただ、此処だけの構想を練る
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# by gallery_isolate | 2009-01-22 06:53 | prose poetry(散文詩) | Comments(0)

ベンチ

君がいた冬は
わけもなく暖かく、

思わず手が好む
ポケットのような、

そんな場所でしたね


ありふれた言葉も
日常のときめきも、

特別でない日に出る
ケーキのような、

そんな喜びでしたね

過ぎゆく幸せは
次、朝に来る光のために
去りゆく笑い声は
明日生まれたい話のために

今はそっと瞳を閉じよう
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# by gallery_isolate | 2009-01-22 00:33 | prose poetry(散文詩) | Comments(0)

黒い雪

過去は返らない
真実(ホントウ)は見せてない

別れた痛みなら
見せかけだけだから

空は澄んでいる
砕けないこの心

美談と呼べそうな
フィナーレ、待っていた
僅かの乱れから
操り、終わらせた

愛なら醒めていたよ
覆った気持ちを隠して…
望んだ結び目は
解くよりも無表情、
断ち落とすような…
最期の笑みまでは、
最高の笑み待てば…

月なら沈み切った
白く降り続く雪も
今なら積もらせよう
総て失えるもの
愛なら霞んでいた
晴れて溶けて、流れ、乾き、
行き着く答えは?
「最期の笑みまでは、
 最高の笑み待てば…」
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# by gallery_isolate | 2009-01-20 06:44 | lyric(詞) | Comments(0)

安堵

瞼もはっきりとは開かない朝
突然、携帯電話が光始める

届けられた電子文書には
速報性のある知らせ

時計が止められたような気持ちも知らず
電車は無言で進んで行く

二人が並ぶその姿に
「安堵」を感じずにはいられない

他人とただ並ぶのとは違って
不思議な力が湧いて来る

決して片方が滅びるでもなく
決して声を失うでもなく

ただ「安堵」のつながりを失う
それだけが怖いと思った
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# by gallery_isolate | 2009-01-11 09:22 | prose poetry(散文詩) | Comments(0)

無知の無知

知らないね

僕は君を知らないね

久しぶりに会ったその日まで

何があったか知らないね

知らないね

僕のことも同様に

いくつもの出会い=別れ

重ねてるの知らないね


知らないね

君の好きなものだって

何が嫌いなのかって

そんなことも知らないね

知らないね

君のことだけじゃなく

君がふくよかになったことも

この国に新しい命が生まれたことも


そういえば

隣の国の歴史すら、

言葉すら、想いすら

知らないわけだし

僕たちは過去と今と未来

通じて何を知る?

ほとんどのことは知らないね

ほとんどのことは知らないね
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# by gallery_isolate | 2009-01-07 00:39 | prose poetry(散文詩) | Comments(0)

螺旋

走り続けた足を停めれば
見てきた視界が急に拡がり
宝物と信じたソレも
ガラガラ音を立てて崩れ逝く

ルーペに映ったちっぽけな人影
予想以上に価値がない時間
両手でバーに掴まる男も
あたふたする自分よりましで

ずっと自覚している否定と修正、不可能、仮定…?
つまりは頭に描く虹から、遥か揺さぶられる内からの諦め
月並みの言葉で自分を慰む
できる限りの手を灰空に伸ばしたら差し込む光を自ら消し去る


ずっと「自」隠してる震えと蠢き。類を…求める。
明日(あした)になれば判る明日(あす)のこと
硝子球に必死でかざすその両手も今は、
僅か怯える心しか映し出せずに
美しく瞼を祈るように閉じれば、消し去った光が戻って…
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# by gallery_isolate | 2009-01-05 07:51 | lyric(詞) | Comments(0)

じゆう?

じゆうとはときにふじゆうで、
えらんだのちにふじゆうさにしばられることも
「じゆう」のかのうせいにふくまれているなら
すでにみえているふじゆうさをみずからせんたくするのも
またじゆうないきかたなのかもねー
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# by gallery_isolate | 2009-01-04 11:09 | prose poetry(散文詩) | Comments(0)

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# by gallery_isolate | 2008-12-31 21:28 | picture & poem(写真+詩) | Comments(0)