あの人は今夜来るんじゃないかしら
二週間おきほどで来ている馴染みの彼
こんな店に一人で来る人、昔よりは増えているけど
必死な形相の後に見られる恍惚の表情は
決して店を出る時には隠すわね
多人数で来る時とは違って
誰ともその快楽を分かち合うことなく
自分だけの空間と幸福を楽しんでるのね

今晩あたり立ち寄ってみようか
そろそろ発散しないと弾けそうだからな
この前仲間と五人で来たときも
やはり思い通りのコースは描けなかったし
今まで経験しなかった女性を選んで
今日は思いっきり声を出す
絶頂の果てを経験できれば
確かにそれは気分がよく
一種の達成感を覚えられるから、
次来る時はその先を超えたいと思うんだね

君は今、どんな行為を想像してる?
喜べた君には、僕からの好意として。
ただ僕が意味していたのは
ただの「エスカレーションを楽しむ人から」。
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# by gallery_isolate | 2008-09-17 00:26 | poem(詩) | Comments(0)

近い未来暗い視界

ねぇ、ホシってなんなのー?

星?星は宇宙に存在する、光を放つだな…

へーすごいね。いつごろ発見されたの?

どういうことだい?

だって昔は宇宙に行ける技術がなかったんたんでしょう?

…あ、なるほど。昔はね何もしなくても夜に見上げれば見れたんだよ。

それは無理だよ、こんなに離れてるのに!

でも月はいつも見られるだろう?

だってそれは、月は月だもん!
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# by gallery_isolate | 2008-09-15 10:54 | poem(詩) | Comments(0)

メッセージ

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# by gallery_isolate | 2008-09-15 10:09 | picture&poem(写真+詩) | Comments(0)

そのとき、家だった

※整備した
確認した
通り抜けた
乗り込んだ
加速した
浮いた
立ち上がった
前進した
傷付けた
横取りした
握った
変更した
突っ込んだ※



伝えた
集まった
崩れた
残された

僕は、
覚えてる。

そのとき、
家だった
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# by gallery_isolate | 2008-09-11 00:45 | poem(詩) | Comments(0)

breaking the triangle

さりげない誘惑は
背伸びをした未成年

明け暮れた空色と
突然の風に似て

昨日にかけた言葉は
淡い日々の名残
夢にまで見えたような
深い闇、追い詰められていたのに

包み込むやり方ね…
仕方ないさ、終わりだね

死期の近付きを見たよ
モノクロームのなか、
通りかけていた道に
「近道」を探していたんだね

 叶えたらそれで終わり?
 砂漠で見つけた一粒の水
 世の哀れさえ感じながら
 敢えて立ち向かってあげるよ

 笑えるのは一瞬だったね
 恍惚を微笑で突き返すさ
 三辺が描く夢の角度なら
 奇麗にさらって…


土曜に見た動揺は
心震える悦びだった

霧にまかれてた景色は
作為的な行為
さらり流れる川のように
気付いたら、そこは、バラ色の壁

 さりげなく拭ってあげる
 迷える森で流した涙
 きらめく瞳に興味はないが
 枯れた後なら拾うよ

 歌えるよ 別れのために
 ピアノで奏でる悲しいワルツを
 心を込めずに声を出すから
 心無き耳に利いていて

 叶えたらそれで終わり?
 恍惚を微笑で突き返すさ
 さらり流れる川のように
 心無き耳に利いていて
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# by gallery_isolate | 2008-09-10 00:31 | lyric(詞) | Comments(0)

シキサイ

二五〇日も過ぎたあたりで
また視界が紅く染められし季節(とき)がきた

育ちの故郷で、
その暮らしの終わりを予感させた紅は
後の白から緑への変貌を匂わせながらも
胸を痛く絞めつけた

もし葉の月が終、長の月が始の季節であれば
こんな想いも抱かなかっただろうか

愚かなことを考えながらも
そこに意識と色彩の繋がりを察し
以上、逃げ出せないとわかったから

また今年も、 同じ痛みを想う週間を泳いでいくのだろうとも悟れた

そして六〇日も過ぎたあたりには
視界が白く染まりし季節がきて
眼前の色彩が脳裏に焼きつくのか、

二カ月の紅海の意識は何もなかったように
異質のそれと代わり

桃色色付き始めれば、
物理的な別れの季節を迎える
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# by gallery_isolate | 2008-09-09 07:30 | poem(詩) | Comments(0)

One

灰色の空震い咲く 人の哀しみも気付けない
拾える物ならいつでも手に入れてきた長い道、僕の夢

歩き疲れていた 空を見上げてみた
何もわからない 知りたくはない 華を捜している

強がる瞳さえ零れてく
造り古した顔を捨て 外を見る

掬いすぎた砂を 朝に落としてみる
音もたてずに 日々は消えずに 扉ひとつ閉める

時間を歩まずに 時に過ぎ去られた
何も変わらない 先は見えない 華は戻らない
夢の続きならば 独り横になれば…
愛には水を 傷には牙を 空を越えるために
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# by gallery_isolate | 2008-09-09 02:01 | lyric(詞) | Comments(0)

アンサー

空を飛びたいな
空を飛べたらな
空を飛ばなきゃな
空を飛べるだろう

兄弟はどれを思ったか
ある日、鳥になれた

思いを自覚するのは難く
思いを吐き出すのは易い
思いを実現するのは難く
さもなくば、
思いは、
ただの吐露
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# by gallery_isolate | 2008-09-06 14:03 | poem(詩) | Comments(0)

目と意識、空気の色

一人を眺めている

その人は携帯電話を見ている

ふと、画面がこちらを向く
だけど、中身は見えない
その人の生き方が気になる
その人の口調が気になる
その人のつながりが気になる
だけど、中身は見えない。

ふと、顔が上がった
口が開き、声が漏れた
隣の人がそれに答えた
一人ではなかった

見えないつながりが既に目の前にあった
その隣の人もそれに応えた
さらにもう一つ連鎖は続いた
その空間の空気が急に変わって見えた

一人しか眺めてなかった
内に内に、意識と視界が吸い込まれてた
つながりが現れた
外に外に、意識と世界が広げられた

今、輪から一人下車した
その空気は変わらなかった
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# by gallery_isolate | 2008-09-04 00:30 | poem(詩) | Comments(0)

2×3

宇宙船にもなればロマネスク美術にもなれる、
無限の広がりを持てるはずの私たちの考えという領域が

今、たった2×3センチメーターの枠および右手親指に押し込められている気配だ
人の創造性に寄与する想像性に枠という意味のない限りを見出だすのであれば
行き着く先は、共感でしか感動しあえぬ虚構の『良さ』と『唯一無二』の欠乏だろう
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# by gallery_isolate | 2008-09-01 07:43 | poem(詩) | Comments(0)