完全体

ないものを欲しがったり、

あるものに満足しなかったり。


人は完全体になどなれないのに。
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# by gallery_isolate | 2017-03-12 11:37 | prose poetry(詩) | Comments(0)

いつまでもスロウなライフ 刺す棘は要らなくて?
心より深い瞳(め)が 一度にほら、醒めるから

笑顔より嬉しさが伝わる表情を
知らないのは不幸だね スタイルは十日十色

欲張りや欲しがりじゃないなら日常へどうぞ

下を向いて 強く握り カウントダウン
その時に聴こえてくる音楽は

ウェルカム 歓びのエレクトリカル・パレイドへ
      オウトツが必要とされている場所へ
      喪失はエレクトリカル・パレイドで
      何もかも価値観が入れ替わる場所で
疲れたとて止むことない快感の園 「ウェルカム」


この世界はルールもなく時間もない
見知らぬ隣も絶叫の海

ウェルカム 歓びのエレクトリカル・パレイドへ
      高低差あればある程、刺激的で
      夢のようなエレクトリカル・パレイドで
      明日からの自分を支えるリセットへ 「ウェルカム」


いつまでもスロウなライフ 刺す棘は要らなくて?


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# by gallery_isolate | 2017-03-09 20:09 | lyric(詞) | Comments(0)

20170308 凡人の自覚

ストライクゾーンの狭い私。

まともなことをされると「面白くない」と思ってアウトにしてしまうし、人とは違うことをされると「なんだこの人?」と思ってアウトにしてしまいます。

でも、前者よりは後者の方が、ストライクゾーンに入り込んでくる可能性が確実に高くて。

今のところ、最新で久しぶりのストライクゾーンに刺さってきたのは、「水曜日のカンパネラ」。

他とは違う、でもちゃんとかっこいい、でも真似されても同じようにはかっこよくなれない、そんな唯一無二性を感じます。

音も言葉も声も立ち振る舞いも色もモチーフも、その全てが彼らならでは。

自由なのに芯を感じ、不可解なのに哲学を感じる。この三人の化学反応はとてつもなく強い。


「あぁ、やっぱり自分はつまらない凡人だ」と久しぶりにがっかりする出会いでした。






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# by gallery_isolate | 2017-03-08 12:20 | talk(雑文) | Comments(0)

孤高につき、光を生み、

いつまでも此処にいたい
素足を波に晒して、僕は言う

月と直線を描く
水面の光だけが目に映る


音以外は聞こえない そう、だから
心の皮が溶けてく

いつか
数え切れない足跡を消して
未来を感じて初めて目を開けて


弧を描いた向こうへ
空を裂いたる方へ
僕は 心は 魅かれた
無重力の体と
求心力なき言葉で
今、飛び立てる


風に逆らい遠くへ
身軽になれたポーズで
「普遍と戯れ」と別れ
いつしか笑顔も枯れ
新しい潤い 求めて
波に、飲まれよう

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# by gallery_isolate | 2017-03-07 12:54 | lyric(詞) | Comments(0)

遺す人

生きてきた中で生み出したものを後に遺すことは難しい

僕の綴った言葉が幸い一瞬誰かの目に触れたとして
空を割いた飛行機雲がすぐに空に戻るように、日常の中に紛れてしまう


先人たちからバトンを受け取りながら少しずつ作り上げられてきた、僕たちが生きている街

もう後戻りはできないこの作品に、さらなる道を、橋を、ビルをつくる人がいる

彼らは自分たちが生きてきた成果を未来の地図に刻みながら、人々を幸せにできている

なんてすごい日常なんだ






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# by gallery_isolate | 2017-03-03 23:40 | prose poetry(詩) | Comments(0)

大切な役割

人が皆同じ能力を持っていたとしたら
組織の階級も試合の順位も成立しない

人は皆違うことに秀でているからこそ
社会の中で安定と革新が共存している


各々が役割を抱え、役割に理由があり
役割が結果を与え、世界が動くならば

あなたが嫌われることも大切な役割だ


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# by gallery_isolate | 2017-03-02 19:13 | prose poetry(詩) | Comments(0)

今日は私が所有するお気に入りアイテムについて。

キーケースを使用し始めた10年程前から、何種類かを経て、昨年ようやく一つの素晴らしい製品に巡り合えました。

それは、「KATHARINE HAMNETT LONDON」のキーケース。

革製、複数のカード入れ、小銭入れという私が望む充実したスペックを兼ね備えていますが、何より一番評価したいのは「キーホルダーから鍵が落ちない」こと。

キーケースとして特筆すべきことではないと思われる方も多いかもしれませんが、これまで使ってきたものはすべてキーホルダーの部分(内側の、鍵をつなぐ部品)が数日に一度外れて、キーケースの内部で鍵が遊んでいた、ということが頻繁に起きていたのです。

それも、今回現在使っているものよりも高額な商品であったとしても、です。

その中でKATHARINE HAMNETT LONDON。
買ったものの目的が、まずはしっかりと達成されていることの潜在的で当たり前な安心感のありがたみを教えてくれている一品です。

しばらくは買い替える必要がないでしょう。



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# by gallery_isolate | 2017-03-01 12:58 | talk(雑文) | Comments(0)

少数派

皆が好きとされているものを好きになれなかったり、

周りの人が関心がないものを好きになっちゃうのは、

決して誰とも共感できなくていいというのではなく、

慣れない異国での生活にて耳にする母国語のように、

外との繋がりを感じる希少性への喜びはあるわけで、

わかる人とわかりあえることは寧ろ求めているんだ。

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# by gallery_isolate | 2017-02-28 12:32 | prose poetry(詩) | Comments(0)

発明

夜から朝への変化や
雨から晴への変化で
例え尽くされてきた
負から正への転換点

一人の男が多勢に向けて
訴えかけたその歌に対し
表現者に憧れた表現者が
また同じ例えの波を作る

かたや真の表現者だった彼は
隠していた声と旋律の羽根で
壁を容易に飛び超す鳥に戻り
幸福感を生む時間を発明した

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# by gallery_isolate | 2017-02-26 09:18 | poem(詩) | Comments(0)

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結論からすると会心作だと思う。

今回、ASKAさんは恐らくキャリア史上最大限にじっくり自分に向き合いながら楽曲を作っていったのではないだろうか。

そう感じたのは、世間でも評価されている本作の楽曲のバリエーションの豊富さやその歌詞・メロディの良質さもさることながら、今回のアルバムで彼が自分の声の表現方法をさらに開拓していた点にある。

デビュー40周年を控えたアーティストのアルバムを聴いて、「こんな声の響かせ方を隠していたか」と驚くとは思っていなかった。
「東京」ではかなりポップなメロディにあわせてかなり高いピッチを心地よく響かせたかと思えば、「と、いう話さ」では第一声からゾクゾクする低い声を奏でている。

どんな歌か、どんなメッセージかによって、時にかつてないほど力強く、時にかつてないほど優しく、声だけで感情を伝えきっているのだ。

ある頃から、彼の歌は殻に閉じこもっていたように思う。それは、かつて「楽曲に魔法をかけることができ」ていた時代に聴き手が感じた、音の、世界観の広がりが、そして得られていたワクワクが枯渇していた、と表現していいだろう。

幼い頃からチャゲアスを聴いていた者として、そう感じる自分と、それでも無意識下でその事実を認めたくない自分がいた。しかし、この「Too many people」に出会って、「そうそう、やっぱり求めていたのはこれだよ!」と思ったのは、やはりそう感じられなかった時期が長くあったことを、素直に認められるようになったことに繋がっていると思う。


世間では、この復帰は早いのではないか、という声もある。

しかし、彼が事件以降ずっと自分と向き合いながら、一つ一つの楽曲や言葉を丁寧に紡いできたこと、また、大変なセールスを誇っていた時期も薬物に走って周りが見えていなかった時期も、自分が作った楽曲を世間に届けるために頑張った人がいた事実を、自主製作盤の製作にあたり身をもって実感したこと、その過程の結果、受け手が大変満足しているという事実、これだけでこのアルバムづくりはこの上ない更生プログラムであり、リハビリテーションであると評していいのではないだろうか。

このタイミングでの新譜発表を聞いた当初、私は、今回作られる楽曲は事件のことや社会への怒り等に満ちた曲が並ぶのではないか、とも発売前には思っていた。事実、彼のブログや著書では、そういった点をストレートに表すこともある。

しかし、この「Too many people」の中では、言葉を巧みに綴ってきた彼らしい表現で、たとえそれらに触れていても、それを見事に「作品」に昇華させていることも、彼のアーティストとしてのプライドを感じる大きなポイントだろう。

これまでの経緯や彼へのイメージだけで、このアルバムが放って置かれるのは本当に勿体無い。一人の男の魂を感じることができる、貴重な作品だからだ。

あとは、ここで得た感動が二度と裏切られないよう願うばかりである。

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# by gallery_isolate | 2017-02-25 06:31 | talk(雑文) | Comments(0)