20170308 凡人の自覚

ストライクゾーンの狭い私。

まともなことをされると「面白くない」と思ってアウトにしてしまうし、人とは違うことをされると「なんだこの人?」と思ってアウトにしてしまいます。

でも、前者よりは後者の方が、ストライクゾーンに入り込んでくる可能性が確実に高くて。

今のところ、最新で久しぶりのストライクゾーンに刺さってきたのは、「水曜日のカンパネラ」。

他とは違う、でもちゃんとかっこいい、でも真似されても同じようにはかっこよくなれない、そんな唯一無二性を感じます。

音も言葉も声も立ち振る舞いも色もモチーフも、その全てが彼らならでは。

自由なのに芯を感じ、不可解なのに哲学を感じる。この三人の化学反応はとてつもなく強い。


「あぁ、やっぱり自分はつまらない凡人だ」と久しぶりにがっかりする出会いでした。






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by gallery_isolate | 2017-03-08 12:20 | talk(雑文) | Comments(0)

心の鏡

冬だけに見ることができる

澄み切った青空の下で

宛てなく歩く私の中は

万華鏡のような美しい混沌


すぐそばにある景色だけ見れば

他人でも微笑む柔らかな空気

レンズの裏側を覗いてしまえば

水面の下の白鳥の足


真っすぐな視線も

複数になれば複雑になる

単純な裏返しでも

数重ねればすべてが歪んで


重ねし時を思い起こせば

柔硬の差に行き着いてしまう

澄み切ったはずの冬空さえも

いつしか模様が渦巻き始める
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by gallery_isolate | 2009-12-12 23:40 | poem(詩) | Comments(0)

ことばの乗客

朝、何気なく交し合う一言も
合言葉のように繰り返した一言も

物語を描く長い長い文章も
旋律にのせた特別な文章も

手紙で綴りたい想い伝えるメッセージも
メールで済ませたありふれたメッセージも

電波に乗せて遠くに飛ばす声も
涙を伴って聞かせる震えた声も


すべてが、おんなじ「言葉」だけれど
すべてが、違った「表情」(カオ)している

すべては、「言葉」の行き交いだけど
すべては、「心」(キモチ)を伝えている
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by gallery_isolate | 2009-11-18 08:25 | poem(詩) | Comments(1)

幸福ローテーション

この声が風に乗ったなら、

この想いが海を渡ったなら、

無駄に独りで過ぎる今日も、

きっと救いで溢れましょう


この躯が雲に写せたら、

その雲がままで運ばれるなら、

嬉しくない喜びの日々も、

真(まこと)の笑みで満ちるでしょう。


いつかは、いつかは、

巡って、ここの場、


長すぎた順番待ちも、

穏やかに赦すときが来て、

花畑になりしを喜ぶとともに、

次の何処かの開花も願うよ。
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by gallery_isolate | 2009-11-11 23:19 | poem(詩) | Comments(0)