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やっぱり苔じゃなかった
2017年 10月 20日
まき散らしていた希望のビラは
とっても薄くて小池に溶けた
浅はかな群れが信じた緑は
やっぱり苔じゃなかった
やっぱり苔じゃなかった
やっぱり苔じゃなかった
やっぱり苔じゃなかった
ふらふら動かず動かされずに
無駄に騒がず世界を見つめ
どっしり構えて苔のむすまで
深みを帯びて明日も揺るがぬ
それが本当の希望だった
それが本当の希望だった
それが本当の希望だった
それが本当の希望だった
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by gallery_isolate
| 2017-10-20 17:54
| prose poetry(散文詩)
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タイムラインという名の海
2017年 10月 14日
人の集まりを例えて人の輪という表現がある
人が弧の一部を形成しているように聞こえるこれが
そのイメージに合致していない気がしてならなくて
僕は敢えて「人の海」という例え方をしたい
人は、複数の海に同時に飛び込むことができる
そして現代では雲の海に心だけ飛び込むこともできる
雲上の水を寄せ集めて自分だけの海を作ることだって可能だ
浸かる水の成分によって言葉の波はどんな顔にもなれる
笑顔の種、真実の鍵、見せかけの城、幼稚な凶器
揺るぎない軸を持っているつもりでも
その波に曝されて緩やかに、もしくは一瞬で自分が変わっていく
どの海に飛び込んで どの水と触れ合うか
どの波に流されて どの方向に向かうのか
誰と共に過ごして 誰を信じていくか
それだけであなたという人間は大きく変わっていくのだ
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by gallery_isolate
| 2017-10-14 15:02
| prose poetry(散文詩)
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20171011 サイン
2017年 10月 11日
ビジネスタイムにおいて印鑑を押す機会が多いのですが、インクの補充が頻繁な上に、ペンでチェックをしながらハンコに持ち替えるのも手間に感じています。
そんなこんなで、いずれは押印に代えてサインで済ませたいと思っている私。
そのサインの形状は以前から決めておりつつも、まだそんな時期でもないかなと思って温めているのですが、ふと、とりあえずデジタルデータを作ってみました。
これは、私のファーストネームのイニシャルの”k”、ファミリーネームの頭文字の「た」、そして名前の読みから”92”のいずれにも読めるよう作った形です。
作ってみると、意外と個人的に気に入るものができたので、Facebook等でも使用していこうと思っています。
あなたも、あなたを示すあなただけのサインを形にしてみてはいかがですか?
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by gallery_isolate
| 2017-10-11 12:50
| ideas(アイデア)
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水の流れ
2017年 10月 01日
この水は
いつまで僕たちのために綺麗でいてくれるだろう
この水は
いつまで僕たちのために湧き出てくれるだろう
ただ一つ知っているのは
永遠に続くものなどないということ
限りあるこの時間を愛おしく想いながら
恵みを授かり、恵みに感謝し、恵みに還元していこう
誰かの手によって汚れてしまう前に
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by gallery_isolate
| 2017-10-01 11:19
| prose poetry(散文詩)
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